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Cyber-Law FAQ

ウェブ制作の技術等に関するもの


【0201】 他人のウェブページの効果が気に入ったので,自分の頁でも同じような効果を演出しようと思います。その際に他人の頁の HTML やスクリプトをそのまま利用することは法的に問題がありますか?

ウェブページのコンテンツとしての文章や画像・影像・音声は「表現」ですから,要件を満たす限り著作物であるといえます。他方,ウェブページで用いられる HTML(HyperText Markup Language)やスクリプト(Java Scriptなど)それ自体は「言語」や「文法」です。こうした言語や文法そのものは,あくまで「表現のための手段」ですから著作物とはいえません。したがって,見栄えのよい他人のウェブページのソースから HTML タグの使い方を見て,これを自分のウェブページに応用することは,必ずしも著作権侵害とはなりません。

しかし,表現のための手段である言語を文法に従って記述し,コンピュータに対する指令(コマンド)の組み合わせとして具体的に表現したものは,プログラムの著作物(著2条1項10号の2・10条1項9号)ということになります。特に,スクリプトの中には上記のような働きをするものもありますから,こうしたものを用いる場合は注意が必要です。


【0202】 他人の管理するウェブページへリンクを張りたいと考えていたところ,そのページに「無断リンクお断り」と書いてありました。こちらからリンクを張ることは,いかなる場合でも許されないのでしょうか?

インターネット上に存在する数多くのウェブページの中には,「無断リンクお断り」とか「リンクをする場合はご一報ください」というような記述のあるものを時折目にすることができますが,こうした記述に法的効力はあるのでしょうか――結論からいえば No で,リンクを張ること自体は違法な行為ではありません。本来,ウェブというものは世界中の誰もがアクセスできる状態にあるわけですから,そういう場に自らページを置いておきながら特定の人のアクセスしか望まないというのはそもそも矛盾していますし,そうしたいのであればパスワードを使うなどしてアクセス制限をすればいいわけです。基本的には,無断リンクであってもそれに対して法的制裁を科すということはできません。

しかし,場合によっては違法なリンクというのもありえます。例えば,リンクする側のウェブ・ページのフレームの中にリンクされる側のページが表示される場合がそうです。そのようなページでは,ブラウザにはリンクする側の URI しか表われませんし,全体の印象としてもリンクされる側のページがリンクする側のサイト内にあるように見えるわけで,閲覧者にしてみればリンクされる側のページが誰によって制作されたものかが明確にわかりません。またこのほかにも,リンクされる側で設定してあるパスワードをかいくぐって表示させるようなものも,違法性のあるリンクといえるでしょう。こうしたリンクに対しては,主に不正競争防止法上または著作権法上の問題として,リンクを張られて利益を侵害された側からの法的措置もあると考えられますから,そのようなリンクをしないよう注意すべきでしょう。

なお,以上のような法的な問題は別にして,実質的な観点から,他人のウェブページにリンクを張る際にはリンクされる側のウェブの管理者にひとこと報告しておいたほうが無難であるといえます。こうすることには道義的な意味あいもありますが,それ以外にも例えば,リンクされる側のウェブの管理者がそのウェブページを移転したり URL を変更する可能性もあるわけで,その場合に管理者から知らせてもらうことで,せっかく張ったリンクが途切れてしまうことを防ぐという実質的意味あいもあるのです。


【0203】 ドメインネームに関する問題について教えてください。

[ 工事中 ] しばらくお待ちください。





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