コンテンツ知的財産論 (大阪工業大学・知的財産学部+知的財産研究科,奈良女子大学・理学部)
この 「講義概要:コンテンツ知的財産論」 は,2008年度現在において関堂が担当する 「コンテンツ知的財産論」(大阪工業大学・知的財産学部)および 「コンテンツ知的財産特論」(同大学院・知的財産研究科)の共通講義概要(レジメ)です。
奈良女子大学・理学部で実施する 「コンテンツ知的財産論」 にあっては,まず知的財産法の基礎として他の科目(知的財産法)のうち 「第1講:知的財産を保護する意義」,「第2講:技術的創作の保護」 および 「第9講:創作的表現の保護」~「第12講:出版権・著作隣接権」(講義概要はいずれも調整中) のいくつかの論点を講義した上で,この科目の内容に入ります。
コンテンツの意義・性質を捉え,従来型の知的財産との異同を把握する。
文字,音声,静止画および動画のコンテンツに関する権利につき検討する。
プログラムおよびデータベースに関する権利につき検討する。
複合型コンテンツについてその特徴と特有の問題を検討する。
創作・変換・流通・提供等に多数の者が関わるコンテンツの実態について知る。
高度情報化社会における権利侵害の主体およびその責任について考察する。
高度情報化社会における権利侵害の主体およびその責任について考察する。
実際にコンテンツを複製・変換する手順を知り,そこに存する法的問題について検討する。
コンテンツの特徴であるメタ・データを活用したコンテンツの新たな楽しみ方を知る。
技術的保護(制限)手段および権利管理情報に関する技術とその法的性質について検討する。
再利用可能性を特徴とするコンテンツの利用態様が諸権利にいかなる影響を及ぼすか検討する。
著作権法上の権利制限規定の性質を理解し,今後の制度の在り方について検討する。
著作権その他の諸権利の侵害と,これに対する救済手段について検討する。
コンテンツに関する諸権利の国際的保護の在り方について検討する。
表現の自由(情報流通の自由)に留意しつつ,コンテンツ保護の在り方について検討する。
コンテンツ知的財産に関連する最新の裁判例を紹介し,検討する。