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1998/04/17

たばこに関するもろもろ (2)


さて,禁煙・分煙運動という点では後進国たるわが国ではあるが,それでもこうした運動は確実に高まってきている。そんな中,Peace をこよなく愛する僕であるからにはさぞかし喫煙者の味方であろうと思われるかもしれないが,残念ながらそうもいかない。

とにかく一般喫煙者のマナーが悪すぎるのだ。これはおそらく僕だけに限らないだろうが,こよなくたばこを愛する者としては,むしろこうした喫煙者 ――“愛好家”などとは決して呼んでやらない―― は自分にとっても迷惑なものであり,むしろ一般にはこれらと同視されるおそれがあるという点で憎らしい存在であるのだ。

最近でこそ吸殻を捨てないように促す広告が目につくようになってきたが,それでも捨てるヤツはあとを絶たない。また,公共の場で“禁煙”と明示されているのにもかかわらずそこで喫煙しているという“文盲”もいる。

そんな吸い方をしておいしいのだろうか? ――少なくとも僕は‘否’である。

昔の刑事ドラマなどでは,張込みの際に吸っていたたばこを足元に捨ててそれを踏んで消すという動作もそれなりに絵になっていたし,また足元の吸殻で張込みがそれほど長いものかを示唆することもできた。しかし,今やたばこを足元に捨てるというのは決してカッコいいものとして見られないであろう ――むしろ僕は,屋外で吸っていたたばこを自ら持っている携帯用吸殻入れに押し込むという動作のほうがずっとカッコよく,また誇らしげに見えると思うし,少なくとも僕は堂々とそうしている。

それに,指定場所以外の喫煙というのもきまりが悪くてウマいとは思えない。そもそも,駅などの特定の場所を禁煙とするのは,たばこを吸わない人への配慮のほか防災上の目的というのもあるわけだし…。もっとも,合理的理由により当然に禁煙とされるべき場所以外において“禁煙”と明記されていない場合は,「禁煙ではないのだから喫煙が認められるのだろう」という反対解釈ができるわけで,僕はこれを妨げない。だから大学の廊下等においても,そこが“禁煙”とされていない以上はたばこが吸えるものと判断するのだ。

それから食事のとき。おいしいものを食べているときに横で煙を出された日にゃ味も台無しだ。このことは自分が食事をしているときだって同じ ――いくらたばこ愛好家だといっても,せめてメシを食うときくらいはそっちのほうの味を愉しみたいってものだ。というわけで,僕は食事の席では自分と相手の食べ終わるのを待ってからたばこに火をつけることにしている。ましてや,たばこが苦手な人の前では食事のときでなくとも吸わないか,もしくは断って吸うのってのは当然だろう。幸い僕は基本的に 5,6時間なら吸わなくても平気なので,たばこを苦手とする人がイニシアチブをとっている場 ――主席・主賓が吸わない人であるか,出席者全体のうちたばこを吸わない人のほうが多い場―― ではまず吸わないこととしている。





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